2006年01月02日
 これは「試練」だ。
 過去に打ち勝てという「試練」とオレは受けとった。
 人の成長は…未熟な過去に打ち勝つことだとな…
 過去は…バラバラにしてやっても石の下から…ミミズのようにはい出てくる
 (JOJOの奇妙な冒険 第5部より)


友人が辛い局面を迎えている。
もちろんその痛みは、類推するより他はないんだろうけど。

そして僕も思い出す。もう4年前の記憶だ。
すべてはなるようになると思うしかなかったし、
実際、なるようになった。
必死に運命だと言い聞かせた。
どこかに答えを見出すために時間と記憶について哲学的に考え出した。
4年間の思い出を乗り越えるためには、4年間を必要とする。
一朝一夕で乗り越えられるものではないのだ。

否。そんなことはない。

過去は過去として、然るべきありようと僕の個人的な解釈で
しっかりと僕のすぐ後ろにそびえ立っている。
自分の歩いてきた痕跡を消せるものか。
一生背負ってゆくしかないのだ。

戻れないし、逃れられない。


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ところで。
久しぶりにゆっくりと「記憶」について考えているが、
昔からどうしても不思議に思うことが一つある。
記憶の細部より、全体像を覚えていることがある。
例えば…「具体的には説明できないけど、とにかく楽しかったという思い出」
というものがある。
「説明できないけど楽しい」って一体どういうことなんだろう??
同じように、はっきり思い出せないけど、懐かしいとか
あの頃は大変だったけど、今はいい思い出、とか。
一体どういうことなんだろう??こんなことが不思議でしょうがない。

村上春樹の「ノルウェイの森」の冒頭においても、主人公が直子について
思い出すときは周りの風景などから思い出すと書いてあった。
そんな感覚に近いのかもしれない。

記憶は不思議だ…。
posted by Azot at 02:19 | ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | +思想の果て+
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