2005年06月13日
つい先ほど、「人生に意味はあるか」という本の感想を書いたところです。
ここには、そこにはあえて書かなかったことを書きます。
思想の果て。

本当のことを言いますと、やはり「答え」は欲しいですね。
自分自身が心底が納得できる答えが。
そしてきっとそれは何か「圧倒的な」何かだと思う。

著者がゲーテの「ファウスト」を引用している箇所について。
一つ、強く感じたことがある。

本文中にはこうある。
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この大作のテーマの一つは、実存心理学の観点から見れば
今ある空虚を満たそうと欲望をどれほど追い求めてもその空虚は
埋まらないという問題にあります。

そう、人間とは「欲望のパラドックス」を抱えた存在なのです。


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これに対して、僕は(そして、おそらく僕だけが)こんなことを考えた。



欲望というのは、自分が感じた、以前の刺激以上のものを求めるもの。
それは過去を回想していることと同じ。

ならば、「過去の出来事とまったく同じことは2度と起こらない」という
事実に恐怖する自分は、常に欲望が満たされない状態となるのではないだろうか?

ファウストは最後に有名な言葉
「時よ止まれ お前は美しい」
という言葉を残すけど、その瞬間彼は救われ
欲望は満たされたのだろうか。

全てが満たされた瞬間、全て止まってもいいと思える。
これこそが人生の意味なのだろうか。

ならば、僕はその圧倒的なものをいつ感じることができるんだろうか。
もし、もう"すでに感じてしまっていた"としたら?

僕は過去を超えられない。
そこに意味はあるのか?
posted by Azot at 02:17 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(2) | +思想の果て+
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人生に意味はあるか
Excerpt: 先週の日曜日の朝日新聞に紹介されていたので、「人生に意味はあるか(著:諸富 祥彦
Weblog: NOTE 347
Tracked: 2005-06-20 01:56

人生に意味はあるか
Excerpt: 先週の日曜日の朝日新聞に紹介されていたので、「人生に意味はあるか(著:諸富 祥彦
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