2005年11月26日
・エピソード1 ファントム・メナス
・エピソード2 クローンの攻撃
・エピソード3 シスの復讐

ジョージ・ルーカスはこの『スター・ウォーズ』シリーズを
もともと構想としては全9作品で考えていたようですね。
まだ語られていない残りのストーリーはアニメとかなんか別の方法になるみたいです。
その辺は良くわかりません。

ともかく、どのように銀河に帝国が生まれ、そして平和が取り戻されるのかという
おおまかな話に関してはこの新・旧合わせて6作品で十分でしょう。
旧3部作は、ヒーロー物でした。
ルーク・スカイウォーカーがどのようにジェダイになってゆくかの物語です。
それに対して新3部作、悲劇です。
共和国と、そしてジェダイがどのように没落してゆくかの物語です。

この頃は共和国も立派に存在していたし、ジェダイもたくさんいたんですね。
説明なし(予備知識なし)で見たので驚きました。
ちょっと困ったのは政治的な話が非常に多いことです。
私はそういった話がかなり苦手なので、苦労しました。
いまだにパルパティーンがなぜ最高権限を持ちえたのかよくわかってません(苦笑)
ジャー・ジャーの議会での発言が原因なのはわかりますが、その発言に至る敬意が
まだよくわかっていません。まぁいいけど。

エピソード1. 2はとにかく旧3部作とのアナロジー見せながら世界観を決めてゆくという
作業ですね。けどCGがあまりにも素晴らしいので見入ってしまいます。
ほとんどCGだけで出来ているようなシーンも多く、CG嫌いな人はダメかもしれませんけど
かなり自然に出来ていると思います。
あとは戦うヨーダが見れるのも特徴。強い!
この頃のヨーダはある意味最強ですかね。知恵と直感と、スピードと、そしてフォース。
新3部作においてもすでに高齢なのでもう杖とかついてますけど
バトルになったら尋常じゃない動きをします。すげーすげー!の連発です。

けど私が今回一番語りたいことは、やはりエピソード3にありました。
映画館で公開された直後「スターウォーズで泣くとは思わなかった」という感想をネットで
目にしていました。私は「ほんとかよー」とか思ってましたが。。

はい、泣きました(苦笑)相当感動しましたね。

まずは「オーダー66」 …これです。
シスの暗黒卿がオーダー66を発動した瞬間、クローン兵の動きが止まる。
向けられる銃口。
こうしてジェダイは壊滅したんですね。そして同じく、共和国の没落も決定的なものとなる。
独裁政権の誕生する瞬間。
そのあまりの展開の早さに感動しました。
全ては計画通りなんですね。「シスの復讐」のタイトルは伊達じゃありません。
オープニングでドゥークーを殺させるシーン。ジェダイ評議会への反発。
マスター・ウィンドゥとの時間稼ぎ、命乞い…
綿密な計画によってアナキン・スカイウォーカーはダークサイドに落ちてゆく。
けど彼の想いもわかるんですよ。
彼はパドメを守りたかっただけなのに。
フォースの力が強すぎて予知夢を見てしまっただけなのに。
彼は力が必要だった。
それはジェダイ評議会にマスターとして選ばれないという
政治的な力という意味もあった。
だからアナキンの苦悩はすごくよくわかります。
このように善と悪が表裏一体、区別がつかない、解釈次第、というストーリーはとても好きです。
暗黒協もまた、己の正義を追及していたわけですから。

もう一つの感動シーンは、最後にパドメと会うシーンです。
ここから怒涛のクライマックスとなるわけですが。
「おれは誰よりも強い!皇帝も倒して、おれらで銀河を支配しよう!」
なんて、まさに独裁。パルパティーンと同じことを言うほどに壊れてしまった
アナキンを見て死ぬほどのショックを受けるパドメの心境も察することが出来ます。

ラストバトルは重いセリフの数々。
「選ばれし者だったのに!」     うおおおお!
アナキンはシスの最大の弱点である「自信過剰」のために敗れます。
もう敗北が決定し、最後の最後に彼が放った言葉
アナキン・スカイウォーカーが言った言葉は
「あんたが憎い! (I hate you)」ですよ!?
怒りしかありません。オビ=ワンは「愛していたのに!(I loved you)」
と言っていましたね…過去形です。
ネット上で「なぜオビ=ワンは最後のとどめ、もしくは最期を見届けなかったのか」
という批判がありましたが、私ならアナキンの最期なんて見てられないですね。
耐えられません。

新3部作のいろんな場面が蘇ってきます。
まだ少年だったアナキンが、ダークサイドに…
壮絶なラストです。

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また、これがどのように旧3部作につながるのかと考え出すともう止まりませんね。
謎に包まれ、推測に過ぎなかったダース・ヴェイダーの登場をすでに「見て」しまったわけですから
旧3部作もまた違った視点で見ることが出来るでしょう。
ルーカスは言います。
「旧3部作」はルークの物語だが、全てを見ると、アナキンの物語だということがわかるだろう、と。
どのように堕ちたのかがわかるからこそ、ルークの必死の説得が重みを増します。
また、「ジェダイの帰還」のラストでアナキンの幻影が出てきますけど
これも感動的になりますね。あーー、また4から見たくなってきた(笑)

「選ばれし者」はフォースのバランスをもたらす

という予言でした。けど結局アナキンはダークサイドに堕ちます。
しかし彼を救って、フォースにバランスをもたらしたのは息子でした。
正確に言えば、ルークがきっかけとなり、アナキンが目覚めたんですけどね。
となるとつまり…アナキンはやはり「選ばれし者」だった!!
うおおおおおお!(落ち着け)

それから、エピソード6のタイトルがジェダイの「帰還」だというのが良いですね。
帝国が滅んで平和が戻るということは、同時にジェダイが戻るということなんですね。
ある意味話は振り出しに戻ってる気もしますけど(笑)
このタイトルもまた、新3部作を見てからは意味深いです。


かなり長く書きましたが、まだまだ深い映画だと思います。
まだ語られていない細部や、期間(例えば、エピソード1と2の間とか、3と4の間とか)もあります。
しかし想像で補うほうが良いかもしれませんね。
わざと謎が多く、考えたくなるような映画というのは伝説になります。
マトリックスしかりです。

やっぱり、名作には理由がありますね。
素晴らしかったです。


posted by Azot at 15:55 | ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | -Movie-
この記事へのコメント
元気してますか?私は普通に元気です。

えっと、BBSがなかったので、一先ずここにカキコしときます。

サーバーを引越したので、リンクの変更お願いします。m(_ _)m

http://cgi002.html.ne.jp/~shimiken/
Posted by shimiken at 2005年11月27日 21:30
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