2006年02月14日


「今日は何か本を買って読もうかな…」

なんて思っていたら、久々に哲学書を手にすることになりました。
しかもかなりコアなやつを(笑)

クリプキさんとは、たぶん簡単に言うとウィトゲンシュタイン研究家です。
名前くらいはなんとなく知っていました。
論理や言語について考えた方ですね。

この本の帯に、こうあります。
「68+57=5」は間違っていない と。

果たして「+」という記号が「プラス」という概念を表すことの根拠は何だろう?
これはへりくつでもなんでもなく、人間の知性の限界に挑戦することなのだ。
帰納法の限界と行ってもよいかもしれない。

ウィトゲンシュタインについてはもっともっと深めたいけど、
なかなか読みやすい本がない。
たいていはとてつもなく難解な論理学の本だ(苦笑)

クリプキやグッドマンが言う「グルー」という概念が面白い。

『何かがグルーであるとは、その何かがこれまでに観測されたことがありグリーンであるか
 あるいは、その何かがまだ観察されたことがなくブルーであることである』

分かりますか??ん?分からない?
あなたが今までに見たことがあるのはたぶん黒いカラスですよね。
白いカラスを見たことはないですよね?
白いカラスっていると思いますか?いない?どうしてですか?
今までに見たカラスが黒かったからですよね。
じゃあ「まだ見たことがないカラス」は白いかもしれませんよね。
なぜ黒いと言い切れるんですか?否定できますか?

これがグルーの概念です。


ちなみに、永井均さん、青山拓央さんの考え方によると、
このグルーという概念が時間の理解に重要な位置を占めるらしい。
この辺はまだまだ考えてみたいところです。
posted by Azot at 00:09 | ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | -Book-
2006年02月01日
最近読んでいた本です。



先日書いた記事にも関係しますが、
いわゆる「できる人」と「できない人」の違いって重要ですね。
別に自分が「できる人」だと思っているわけではありません。

例えば、先日書いたように「簡単だよ」と言われても
その問題に対して「簡単」「難しい」の尺度がわからない場合があります。ありえるんです。
よく言う言葉ですけど「何がわからないのかがわからない」ということがありえるんです。

そういった話に関するこの本ですが、かなり「なるほどそうだよね!」という点がありました。
私はけっこうわからないことはすぐに人に質問できる
ただ、何よりも問題なのはそれができない人を理解できますかってことなんですね。
私は何も考えずに簡単にできることでも、できないという人がいることを忘れてはならない。

この本の中では強く言い切っています。
『はっきり言って、それほど甘くない相手が多いことを、もう一度認識しておくべきです
 常識の枠組みが出来ていない子供みたいな大人は、この社会にたくさんいます』
と。
『現実問題として、「それは人間として基本でしょう」という部分が抜け落ちたまま、
 社会に出てしまった人は沢山います』
などなど。

さーて、考えてみよう。
あなたは基本的なことを、常識的なことを一通りマスターした人間だろうか?
私自身に関してはどうだろう?

私も時々当たり前のこと(どうやら当たり前らしいが、理解できない)ということがあります。
物覚えも悪いしね。よく何度も同じことを聞いていたりします。

いや、『「できない人の、一体どの辺ができないのか」をよく理解しよう』
だなんて、そんなことを言ってる本じゃないんです。もっと深いと思います。
常識を疑うと言うことです。それってすごいことですよ。
物事を計るものさしを疑うと言うことですから。

(あっ、さらりくんが書いたWonderlandの歌詞深読みを思い出した → これ

人間関係は深いね。。
posted by Azot at 01:06 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | -Book-
2005年06月16日
これから紹介する3冊は、いわば「お金の哲学書」だ。
初めて読んだのは大学院生の時。
投資やらなんやらを学びたくて、いや、ほんの少しの興味があって
大学の先輩から借りて読み出した。
本を返す時に私が言った言葉を、今でもよく覚えてる。

「これは、精神論ですよね。僕が知りたいのはもっと具体的なやり方なんです」

けど、今になって思う。この精神論…つまり「考え方」がいかに大切か!
社会人になってもう一度本を読み直し、多くのことを学ぶようになりました。
この本は「考え方を広げる」本です。
お金に対する考え方を変化させ、深め、そして我々の視野を広げたり
選択肢を広げ、もっと上の視点から人生を見つめる本です。
言い過ぎたかな(笑)

ともかく、そういった様々なことに「気付くための」本です。
データや知識を学ぶ本ではありません。

サラリーをもらって家と会社の往復といった生活のことを
著者はラットレースと呼び、そしてこう問いかける。
「あなたの毎日やってることの行き着く先は、どこですか?」
と。

全ての人にとって、考えさせられる内容だと思う。

また、2冊目はもう少し話が具体的。
「クワドラント」となるキーワードで、収入の形態を4種類に分け、
それぞれのメリットとデメリットについて考える。

『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』も非常にオススメ。
「金持ちと貧乏の違いは、考え方の違い」と再三著者は述べているが
このことを「現実」が違う、とまで言い切る。
また、レバレッジという概念についても学べる。
これは一個人の持つ力を何倍にも増幅させるテクニック。

ホリエモンも絶賛するこれらの本。
いわゆる「ビジネス書」だが、いきなり難しいものを読むよりは
まずこの本で根本的なところを学ぶと良いと思います。

posted by Azot at 16:26 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | -Book-
2005年06月13日
最近、久々に刺激的な本に出会いました。

人生に意味はあるか?
みなさんはこういった問題を考えますでしょうか?
考えたことはありますか?
どういった時に、考えますか?
なぜ考えるのでしょうか?
そして、この問題に答えはあるんでしょうか?

あえてジャンル分けするならば、この本は
哲学の「やり方」を語る本です。
私はそんな風に捉えています。
後半のスピリチュアリティがなんとかってところは
正直良くわかりませんでしたし、関心もあまり持てませんでした。

じゃあ何に関心があるのかというと、「模擬授業」という章ですね。
・人生に意味はある
・人生に意味はない
という2派に分かれて意見を出し合った結果が書かれています。
それを読み進めるうちに、読み手も異なる、矛盾する考え方を
同時に持つことを余儀なくされます。
これこそが哲学的思考かと思うし、私はまさにこの点が好きです。
あらゆる思想は矛盾する面を持つという持論にピッタリです。

「で、結局人生に意味はあるの?」
という野暮な質問をされる方もいらっしゃるかもしれません。
私ならこう答えます。
「問題としては魅力的だが、その答えに興味はありません」と。
この本を読んで、色んな角度から人生の意味について考えるきっかけになった、これでいいんじゃないですか?
それ以上でもそれ以下でもないと思います。

そういう意味においては、非常に良い本でしたよ。

posted by Azot at 01:55 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | -Book-
2005年04月22日
Azotが自信を持って推薦する、最強の哲学入門書。
最強にしてもっともわかりやすい。
会話形式で話が進んでいくので、読みやすい。

初心者用だけど、奥は深い。
哲学者の名前などほとんど出てこないくせに
存在、時間、言語、、などの問題が次から次へと出てくる。
しかも回答がない!
すべて「問い」から始まり、「問い」に終わる。
なぜならそれが哲学だからだ。

特に、時間と記憶に関する章は今でも興味深い。

哲学というものにほんの少しでも興味のある方は
まずこれから読むことを強く!オススメします。



1 意識・実在・他者
2 記憶と過去
3 時の流れ
4 私的体験
5 経験と知
6 規範の生成
7 意味の存りか
8 行為と意志
9 自由

この本はあくまで哲学に入る「きっかけ作り」ということで。
その後は自分で問いを追及するのもよし
著名な哲学者を当たってみるのもよし
永井均さんの本なんかをこの次に読むとかなりぶっ飛べるかもしれませんね(笑)
posted by Azot at 16:55 | ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | -Book-
2005年04月06日
Azotが大学2年ぐらいだった頃にめぐり合った本。
過去と記憶に関する哲学が語られているが、
内容はかなり分かりやすい。それでいて衝撃的。

この本の内容が自分に与えた影響はかなり大きい。
私にとってのバイブルと言うべき本なのです。



1 夢と人生
2 人生の短さについて
3 時間の速さとは何か
4 過去はどこへ行ったのか
5 過去はどこへも行かない
6 「死ぬ」時としての未来
7 現在という謎
posted by Azot at 14:30 | ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | -Book-
2005年04月05日
-Book-

ここでは、Azotおすすめの書籍を紹介します。

・哲学系
・ビジネス書
・マンガ

などなど。
posted by Azot at 15:48 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | -Book-

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