「今日は何か本を買って読もうかな…」
なんて思っていたら、久々に哲学書を手にすることになりました。
しかもかなりコアなやつを(笑)
クリプキさんとは、たぶん簡単に言うとウィトゲンシュタイン研究家です。
名前くらいはなんとなく知っていました。
論理や言語について考えた方ですね。
この本の帯に、こうあります。
「68+57=5」は間違っていない と。
果たして「+」という記号が「プラス」という概念を表すことの根拠は何だろう?
これはへりくつでもなんでもなく、人間の知性の限界に挑戦することなのだ。
帰納法の限界と行ってもよいかもしれない。
ウィトゲンシュタインについてはもっともっと深めたいけど、
なかなか読みやすい本がない。
たいていはとてつもなく難解な論理学の本だ(苦笑)
クリプキやグッドマンが言う「グルー」という概念が面白い。
『何かがグルーであるとは、その何かがこれまでに観測されたことがありグリーンであるか
あるいは、その何かがまだ観察されたことがなくブルーであることである』
分かりますか??ん?分からない?
あなたが今までに見たことがあるのはたぶん黒いカラスですよね。
白いカラスを見たことはないですよね?
白いカラスっていると思いますか?いない?どうしてですか?
今までに見たカラスが黒かったからですよね。
じゃあ「まだ見たことがないカラス」は白いかもしれませんよね。
なぜ黒いと言い切れるんですか?否定できますか?
これがグルーの概念です。
ちなみに、永井均さん、青山拓央さんの考え方によると、
このグルーという概念が時間の理解に重要な位置を占めるらしい。
この辺はまだまだ考えてみたいところです。